2026 年 5月 23日 (土)
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スターバックスのプロモーション巡る告発事件、ソウル警察庁の「特捜部」が併合捜査へ

チョン・ヨンジン新世界グループ会長(c)news1

韓国のスターバックス・コリアが実施したプロモーションの文言が「過去の民主化弾圧を連想させる」として騒動になっている問題で、ソウル警察庁広域捜査団公共犯罪捜査隊が、新世界グループのチョン・ヨンジン(鄭溶鎭)会長らに対する複数の告発事件を併合し、本格的な捜査に着手する。

同捜査団は、一般的な警察署では対応が難しい大規模・複合事件や、政治・企業の不正疑惑などを専門に扱う組織。大物政治家の疑惑なども担当しており、今回の事案を重要視しているとみられる。

問題となったのは、スターバックスが今月15日から実施していたタンブラーの広報イベント。18日に「タンクデー」「机をドン(叩く)」といった文言を使用したところ、インターネット上などで批判が殺到した。

これらの表現が、1980年の「5・18光州民主化運動」当時に戒厳軍が戦車(タンク)を投入したことや、1987年のパク・ジョンチョルさんの拷問致死事件で警察が言い訳に使った「机をドンと叩いたら(心臓麻痺で)死んだ」という有名なフレーズなど、過去の民主化弾圧の悲劇を連想・揶揄しているとの指摘が出たためだ。

批判の拡大を受け、親会社である新世界グループのチョン・ヨンジン会長は19日に謝罪文を発表し、スターバックス・コリア代表らを更迭する事態に発展していた。

警察によると、市民団体や5・18有功者らは20日までに、チョン・ヨンジン会長らを民主化運動関連の特別法違反や名誉毀損などの容疑でソウル警察庁や光州南部警察署にそれぞれ告発。当初は一線の警察署に割り当てられていたが、事案の重大性から、ソウル警察庁広域捜査団が一括して捜査を統括することになった。

(c)news1

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