2024 年 4月 25日 (木)
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「3000億円神話」韓国ダイソー会長の回顧録、ベストセラー

韓国ダイソーのパク・チョンブ会長(c)MONEYTODAY

全国1500店舗を訪れる1日の平均消費者数は100万人、1時間ごとに販売される商品は42万個に達するが、大多数の製品価格は1000ウォン(約106円)――。韓国のダイソーは、年間売上高が3兆ウォン(約3166億円)に迫る均一価格生活用品店だ。

ダイソーのパク・チョンブ会長が1988年、当時45歳で初めて個人事業に参入し、今年で35年になる。その間に成し遂げた成果だ。今年、80歳を迎えたパク会長は、これまでの感想と経営の秘けつを盛り込んだ本も出版した。

主要書店でベストセラーになったパク会長の本「1000ウォンを経営せよ」は、自叙伝と経営戦略書の中間の読み物だ。パク会長は「人生で誠実かつ粘り強く、均一価格流通事業の本質に食い込んだ」と明らかにしている。流通業界の成功神話で立志伝の人物だが、どれほど壮絶に生きてきたのか、どのように成功したのかを扱っている。ちょうど昨年経営から一歩退いたパク会長が、社員と2人の娘に残す「ガイドライン」のようなものだ。

パク会長は今年の仕事始めでも、依然として品質経営と顧客満足を最優先課題に挙げた。

オンラインで実施された仕事始め式で「すべての顧客が満足できる多様な商品と高い品質、コスパの高い均一価格を披露するため努力しよう」「売り場と物流システムを備えるため会社の事業能力の向上に集中し、基本に忠実な経営戦略を実現していく」と強調した。

(c)MONEYTODAY

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