
交差点の真ん中で渋滞中に強引に交差点内に進入(割り込み進入)し、他車の通行を妨害した運転手が、クラクションを鳴らした相手車両の運転手に向けて窓から中指を立てて侮辱する場面を捉えたドライブレコーダーの映像が公開され、物議を醸している。韓国の道路交通法上、青信号であっても前方の状況により交差点を塞ぐ恐れがある場合は進入が禁じられており、悪質な交通違反と身勝手な逆ギレ行為に対して批判の声が殺到している。
事案は5日、JTBCの番組「事件班長」で「割り込み進入の車にクラクションを鳴らすと“中指”」と題して報じられた。映像を投稿した被害運転手によると、高架道路下の交差点で青信号に切り替わったため、矢印信号に従って正常に左折(日本の右折に相当)しようとした。しかし、反対側から直進してきた車両群が、前方が詰まっているにもかかわらず次々と交差点内に進入。投稿者の進行レーンを完全に塞ぐ形で車列が立ち往生したため、左折が不可能な状態に陥った。
交差点内を開けるよう投稿者がクラクションを鳴らして抗議したところ、車列の先頭にいた車両の運転手が窓を下げ、投稿者に向かって中指を立てる侮辱的なジェスチャーを誇示。その後、車列が動くと何事もなかったかのように現場を走り去った。投稿者は「この道路には『割り込み進入禁止』の標識がわざわざ設置されていた」と明かし、明白な交通ルール違反であるばかりか、非を認めず他者を威嚇するような運転手の態度に憤慨している。
韓国の道路交通法では、信号が青であっても、前方の車両の状況から交差点内に停止して他車の通行を妨げる恐れがある場合、交差点への進入を禁じている。こうした「尾詰まり(割り込み進入)」行為は、周囲の信号サイクルを麻痺させ、激しい渋滞や事故を誘発する典型的な迷惑運転として取り締まりの対象となっている。
現地の警察官に直接摘発された場合は4万ウォン(約4400円)の反則金、無人取締カメラや市民のドライブレコーダー映像による通報で摘発された場合は5万ウォン(約5500円)の過料が科される。ネット上では「違反を指摘されて中指を立てるような運転手は、過料だけでなく侮辱罪や報復運転(あおり運転)の嫌疑でも厳罰に処すべきだ」といった怒りのコメントが相次いでいる。
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