
韓国・済州航空旅客機事故の現場で発がん性物質のカドミウムが検出され、犠牲者の遺体や遺留品を収容するための再捜索作業が11日午後、暫定的に中断された。
当局は2024年12月29日の旅客機事故当時に流出した航空燃料の影響で土壌が汚染された可能性を念頭に、試料採取と汚染度調査を進める方針だ。土壌浄化作業の方法についても議論している。
航空・鉄道事故調査委員会の関係者は「昨年、韓国空港公社が実施した土壌調査では、基準値以下の結果が出ていた」とし、「現在は懸念が提起され、追加調査を検討している」と説明した。
また「正確な汚染水準を確認するための業務委託の実施有無と時期は、まだ決まっていない。捜索再開の方式と機関別の役割分担も内部で検討している」と述べた。
当局は捜索人員の安全確保に向け、作業に投入された全員の健康診断も実施する。今後、健康影響評価と土壌の安全性確認などを経て、捜索再開の可否を検討する。
遺族側は安全問題による作業中断の必要性に共感しながらも、初期の現場収拾過程について点検が必要だと指摘した。
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