
日本の代表的な菓子メーカー、カルビーがカラーインクの需給難の影響で、一部ポテトチップス製品の包装を白黒パッケージに切り替えることにし、韓国国内の消費者の関心も高まっている。ただ、韓国で生産・販売を担うヘテカルビーは、現時点では既存のカラー包装材を維持する方針だ。
カルビーが最近、ポテトチップス「コンソメWパンチ」など主要製品14種の包装を、白黒2色中心のデザインへ順次切り替えることにしたと報じた。適用時期は25日出荷分からだ。
あわせて、7月発売予定だった「サワークリーム味」の新製品発売も延期することにした。業界では、最近の中東情勢不安とホルムズ海峡封鎖の影響で原油供給に支障が出て、ナフサ価格が急騰した影響とみている。
ナフサは石油化学製品の核心原料で、印刷インクに使われる溶剤や樹脂の生産にも活用される。業界ではカラーインクの需給が難しくなったため、日本のカルビーが生産への支障を最小限に抑えようと、人気製品を中心に白黒パッケージへの転換に乗り出したとみている。
ただ、韓国国内ではまだ既存のカラー包装が維持されている。カルビー製品を生産・販売するヘテカルビーは、現時点で韓国販売製品の包装デザインを変更する計画はないとの立場だ。韓国国内の生産量の大半が内需市場を中心に流通しているため、日本に比べて供給網への影響は限定的だとの分析も出ている。
ヘテカルビーは、ヘテ製菓食品と日本のカルビーがそれぞれ50%ずつ出資し、2011年に設立した合弁法人だ。江原道原州市の生産施設でカルビーライセンス製品などを製造・販売しており、代表製品としてハニーバターチップが挙げられる。2025年の売上高は約584億ウォン(約64億2400万円)、営業利益は約8億ウォン(約8800万円)だった。
ヘテカルビー関係者は「原油価格の急騰とナフサ需給不安で厳しい状況であることは事実だが、現在は既存のカラー包装材を維持している。ただ、状況を注視している」と述べた。
(c)news1