2026 年 6月 22日 (月)
ホーム社会「愛国を叫ぶ前に国旗を学べ」韓国のカフェが企画した『滅共ラテ』、太極旗のデザイン間違いでネット猛バッシング

「愛国を叫ぶ前に国旗を学べ」韓国のカフェが企画した『滅共ラテ』、太極旗のデザイン間違いでネット猛バッシング

太極旗の黒丸の部分が誤っている=カフェ「カーニング」公式SNSより(c)news1

韓国・大田(テジョン)市を中心に3店舗を展開するカフェ「カーニング」が、朝鮮戦争開戦76年に合わせて実施したキャンペーンが物議を醸している。販売収益を全額寄付する「滅共ラテ」の販売を通じ、参戦勇士らへの報勲を掲げたものの、広報物に掲載された太極旗の図案に誤りがあったためだ。

カフェ側は18日、SNSで19日から25日までの1週間、「滅共ラテ」を限定販売すると告知した。「私たちが享受する自由は誰かの犠牲と献身のおかげであり、その崇高な精神を記憶し感謝する」との趣旨で、収益全額を参戦勇士の支援団体などに寄付する方針を示した。

併せて公開された広報映像では、イベントの是非を巡り議論する様子が描かれ、最終的に職員が太極旗の鉢巻きを巻き「滅共ラテ」を作る演出がなされた。これに対し、ネット上では「勇気ある行動だ」「意義深いキャンペーン」と称賛する声が上がった一方、SNSのメインユーザー層である若年層からは「政治的メッセージが強すぎる」「スターバックスの事例など、過去の騒動を考慮すべきだった」といった困惑の声も聞かれた。

批判を決定的にしたのは、広報物に使われた太極旗のデザインだった。図案の中の乾坤坎離(四卦)の位置が実際の太極旗とは異なっており、これを見た市民からは「太極旗の形すら知らないのに、愛国マーケティングとは呆れる」「愛国を叫ぶ前に、基本的な礼儀や知識を身につけるべきだ」といった厳しい指摘が相次いだ。

また、メニューの内容についても「黒糖ラテがなぜ朝鮮戦争記念に関連するのか」「愛国を掲げるなら国旗の使用にはもっと慎重であるべきだった」といった批判が噴出している。寄付という活動の趣旨に賛同する声がある一方で、歴史や国旗に対する認識不足が露呈したことで、ブランドイメージを損ねる事態となっている。

(c)news1

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