2026 年 6月 22日 (月)
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韓国TOEICでAI眼鏡の不正行為、記者が「その機能」を体験 [韓国記者コラム]

レイバン・メタAIグラスを着用した記者(c)NEWSIS

韓国で最近、TOEIC試験会場でAIスマート眼鏡(AIグラス)を使った不正行為が相次いで摘発され、議論が広がっている。生成AIとカメラ、マイク、スピーカーが組み合わさったこの機器は、外見上は一般の眼鏡と区別しにくく、新たなカンニング手段として浮上している。記者が実際の製品を着用し、機能を体験した。

16日、ソウル市内の眼鏡店でメタAIグラスを着用してみると、第一印象は意外にも平凡だった。価格はフレームとレンズの種類によって60万ウォン台から90万ウォン台(約6万6000~9万9000円)までとなっている。一般的な黒縁眼鏡と比べても外見上大きな違いは感じにくく、遠目にはほとんど区別できないように見えた。

眼鏡のフレーム両端にはカメラが付いているが、近くで見なければ簡単にはわからない。この過程で店の関係者は「外から見ると一般の眼鏡とほとんど同じなので、体験して驚く人が多い」と説明した。

スタッフが撮影機能を案内し、「一度写真を撮ってみてください」と言った。眼鏡のつるの側面ボタンを押すと、すぐに撮影が始まった。カメラ周辺には白色LEDが点灯したが、一定の距離ではよく見えなかった。

スタッフは「撮影される時にライトはつくが、遠くから見ると見えにくい場合がある」と説明した。実際、同行した記者も撮影されたかどうかをすぐには気づけなかった。

ボタンを押す動作も眼鏡を直す動きと大きく変わらず、外部からは撮影中かどうか認識しにくいように見えた。

リアルタイム翻訳機能も体験した。音声命令で機能を呼び出し、英語記事の画面を見ると、約5秒後に翻訳結果が眼鏡内部のスピーカーから伝わった。

使用者は内容を十分に聞き取ることができたが、周囲では音が流れている程度しか分からず、具体的な内容までは聞き取りにくかった。

これについて店の関係者は「韓国で発売されたメタ製品群の場合、ワイヤレスイヤホンとの別途連動はできず、骨伝導またはオープン型スピーカーを通じてのみ音が伝わるため、非常に静かな試験会場で音を大きくして回答を聞く方式の不正行為は現実的に難しい」と話した。

ただ、別の変数にも触れた。「現在、韓国で流通していない海外直接購入製品や一部未発売製品の中には、眼鏡レンズにテキストやディスプレー形式で情報を表示する技術が適用されたものもある。この場合、音を出さずに目の前の画面で正解を確認できるため、不正行為の余地が生じる可能性がある」と付け加えた。

5月に実施されたTOEIC試験会場では、AIグラスを使った不正行為により、受験者2人が摘発された。この受験者らは現場でスマート眼鏡の着用が確認され、不正行為として処理され、該当試験の成績は無効となった。また、今後4年間、TOEICの受験資格が制限される。【NEWSIS キム・ヘギョン記者、シン・ウジン、ウ・ヨンジ(インターン記者)】

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