2024 年 5月 4日 (土)
ホーム経済ゲーム「好調」韓国ゲーム各社、中国攻略を本格化

「好調」韓国ゲーム各社、中国攻略を本格化

「ブルーアーカイブ」(ネクソン提供)(c)news1

韓国の主要ゲーム会社が、人気ゲームを中国市場でも発売する。新作が「アラド戦記」(ネクソン)、「Crossfire」(スマイルゲート)のような中国でのヒット作の系譜を引き継ぐか、関心が集まっている。

限韓令(韓流禁止令)が本格化した2016年以後、韓国ゲームの「版号」(サービスの許可番号)を先送りしてきた中国が最近門戸を開くと、韓国ゲーム各社の現地攻略も加速している。

ネクソンはサブカルチャー収集型ロールプレイングゲーム(RPG)「ブルーアーカイブ」を来月3日、中国主要アプリマーケットで発売する。ブルーアーカイブは、利用者がさまざまな塾に所属する学生を率いて都市で発生する事件を解決するゲームだ。2021年2月の日本での発売を手始めに、同年11月に韓国や北米など、中国を除く各地で発売された。

日本や韓国のアプリマーケットで売り上げ1位になり、人気が実証された。サブカルチャーゲームを好む中国の関心も熱い。事前予約者数は340万人に達し、2週間実施した非公開テスト期間中、主要アプリマーケットで人気1位に上がった。

ネクソンは正式発売を前に特別放送を開くなど力を入れている。現地オーダーメード型コンテンツで中国ユーザーを魅了する方針だ。

スマイルゲートは今月20日、大規模多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)「ロストアーク」を発売する。ネットマーブルも下半期に「二ノ国:Cross Worlds」「A3: STILL ALIVE」などを発売する。ネットマーブルは最近、上海で勤務する現地人材の採用も始めた。

版号を受けたデヴシスターズの「クッキーラン:キングダム」、ネクソンの「メイプルストーリーM」も発売目前だ。

最近の進出作も健闘している。スマイルゲート系列会社スーパークリエイティブが開発した「エピックセブン」、ネットマーブルの「新石器時代」も主要アプリマーケットで善戦中だ。

中国はこれまで、ゲーム規制を強化し、韓国をはじめとする外国ゲームに版号を出さなかった。しかし昨年12月と今年3月、外国ゲーム11種に版号を発行している。

(c)news1

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