
カンボジアのオンライン詐欺拠点で、20代の韓国人大学生が拷問・殺害された事件の裁判で、現地のカンポット地裁は27日、残虐行為を伴う殺人や組織的詐欺などの罪に問われた中国人計6人に対し、最高刑の終身刑を言い渡した。裁判所はまた、犯行に関連して押収された物品の没収も命じた。
死刑制度がないカンボジアにおいて、終身刑は科し得る事実上の最高刑となる。
判決などによると、被告の男6人は2025年8月8日、カンボジア南部カンポット州ボコール市にある建物内で、韓国人の男子大学生(22)に暴行や拷問を加えて殺害した。当時、大学生は家族に「博覧会に行ってくる」と言い残してカンボジアへ出国していたが、その約1週間後、家族のもとに一味から5000万ウォン(約550万円)の身代金を要求する電話が入った。家族からの通報を受けた警察や在カンボジア韓国大使館が捜査を進めていた。
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