2024 年 11月 1日 (金)
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「オタ活はサムスンフォン」…ギャラクシーS22ウルトラ「レンタル」人気爆発

ギャラクシーS22ウルトラを利用した拡大撮影の映像(写真=ツイッター)©MONEYTODAY

韓国で最近、10~20代でサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーS22ウルトラ」が人気だ。最大100倍拡大で、遠くからでも自分が好きな芸能人を鮮明に撮影できるからだ。ツイッターなどSNSで「ギャラクシーS22」を検索すれば、「レンタル可能」という書き込みがすぐに目に入る。

ギャラクシーS22ウルトラを1日借りると、費用は平均6万ウォン台。加えて保証金の名目で約6万~7万ウォン程度が追加で必要だが、機器を返す時に特に問題がなければ戻ってくる。

若者がレンタル料まで払って「ギャラクシーS22ウルトラ」を借りるのは、まさに「オタ活」(ある分野に熱中し、関連するものを集めたり、掘り下げたりすること)のためだ。ギャラクシーS22ウルトラを利用して、自分が好きな芸能人の姿を撮影し、所蔵しようというのだ。

ギャラクシーS22ウルトラは「光学10倍」で撮影する。画質を下げることなく10倍まで拡大して撮影できる。デジタルズーム機能を加えれば、最大100倍まで拡大できる。

ギャラクシーS22ウルトラのレンタルに関する文章(写真=ツイッター)©MONEYTODAY

iPhoneではプロモデル基準光学3倍にデジタルズームで、15倍まで拡大撮影が可能だ。

SNSには「みんな、コンサートに行く時、必ずギャラクシーS22ウルトラ借りて行ってください」「コンサートに行くため、ギャラクシーS22ウルトラを買った」など、多くのレビューが上がっている。実際、これらの映像を見れば、遠い客席で非常に小さく見えた舞台上の歌手が、拡大撮影をすれば、すぐ前で撮ったように近くに見える。

これまで、いわゆる大砲カメラと呼ばれる長いレンズをつけたDSLR(デジタル一眼反射式)カメラでアイドル写真を撮る「チクタク(撮るオタク)」文化があった。だがカメラの価格が高く、携帯するには不便なため、手軽な「フォンカ(携帯カメラ)」に対する需要が生じたようだ。

新型コロナウイルスに伴うソーシャルディスタンス解除でコンサートも増えており、ギャラクシーS22ウルトラレンタル人気は今後も続くとみられる。

©MONEYTODAY

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