2024 年 12月 27日 (金)
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一段と和らいだ物価恐怖…「インフレ、確かにピークは過ぎた」

ソウル市内の大手スーパー©news1

韓国で物価高の恐怖が和らぐ兆しを見せている。消費者物価上昇率が7月に頂点を記録した後、今後は下落傾向を示すという分析だ。

統計庁によると、国内消費者物価は5月から5~6%台の物価高を記録中だ。前年同月対比の消費者物価上昇率を見ると、5月5.4%で5%台を超えた後、6月6.0%に続き7月6.3%まで上がった。続いて8月5.7%、9月5.6%と下落傾向を見せたが、10月には5.7%と反騰した。

注目すべきことは、今後の物価がどのような流れを見せるかだ。物価上昇率が7月の6.3%以後、結局下方安定化するか、或いは再び上昇するかがカギとなった。

市場では7月の物価のピーク論が大勢を占めている。

INGのカン・ミンジュ研究員は「10月の消費者物価が前月より上がったが、明らかにピークは過ぎたと見る。キムジャン(キムチ漬け)シーズンの11月を迎え、白菜を含む野菜の収穫量が増えたため価格が下落し、この間物価上昇の主犯だったガソリン価格も年末までには多少安定するものと見られる」と展望した。

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