
暗号資産(仮想通貨)で3億ウォン(約3180万円)の借金を抱えた夫から「お前が専業主婦だからこんなことになった」と責任転嫁された女性が16日、オンラインコミュニティで夫との深刻な不和を打ち明けた。
投稿したのは結婚9年目で2人の子どもを育てている女性。結婚当初は問題なかったが、夫は「仕事で忙しい」が口癖で、家事はすべて女性の役目だった。2人の子どもは何度も人工授精を試みてようやく授かったという。
だが、第2子を妊娠中、夫が仮想通貨で大きな損失を出した。妊娠期間中なのに夫は頻繁にいら立った様子を見せ、子どもの前でも平気で暴言を吐いた。育児は一切関与しなかった。
出産後、夫は初めて借金の存在を打ち明けた。「保証金である程度は解決できる」と言いつつ、賃貸住宅を月払いに変更しようと提案してきた。だが、そんな努力は無駄で、借金は3億ウォンに膨れ上がった。
夫は「お前や子どもたちのために頑張ったが失敗した」と釈明。「これまで楽に暮らしてきたじゃないか」「お前が専業主婦で、何もしてこなかったからこんな結果になったんだ」と責任をなすりつけた。
女性も当然怒って言い返した。しかし、子どもたちのために言い過ぎることのないよう我慢した。でも、夫は子どもの前でも暴言を吐き、暴力を振るう。パンを投げつけ、あごを拳で殴られたこともある。「離婚しよう」と簡単に言うくせに「金がないから慰謝料は払えない」と開き直る。
ネット上では「離婚したほうがいい」「責任を他人に押し付ける夫は問題」「仮想通貨も実質的にギャンブル」といった声が多く寄せられている。
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