2025 年 6月 24日 (火)
ホーム社会食器洗いも寝具片付けもしなくてよし…韓国「新しいペンション運営」に共感の声続出

食器洗いも寝具片付けもしなくてよし…韓国「新しいペンション運営」に共感の声続出

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韓国のペンション利用客が「後片付け」に疑問を呈したことでその在り方が議論になる中、1人のペンション経営者が「これは誤った慣習だ」と言い切り、共感を呼んでいる。

複数のオンラインコミュニティに17日、このペンション経営者がSNSに投稿した文章のキャプチャが相次いで共有された。

経営者は「ペンションの後片付けがいつか論争になると思っていた。ゲストは休息を期待して予約する。しかし、チェックアウト時にごみの分別回収や食器洗い、寝具の片付けまで求められては、もはや休息とは言えない。自主的な配慮と強制された行動は全く別物だ」と述べた。

経営を始める前から客に仕事をさせる「ペンション文化」に疑問を抱いていたという経営者は「ペンションを始めてからゲストにどんな体験を提供するかを深く考え、決めた。後片付けは自分がやろう。ゲストに1秒でも多く楽しく、幸せな時間を過ごしてもらおう」と語る。

かつてはゲスト側だった経営者は「ペンションに休みに行ったはずが、最後の日は仕事をした気分だった。夜遅くまで酒を飲み、朝起きてラーメンを食べたら食器洗い。二日酔いのまま分別回収や寝床の片付け。あれは休息ではなく労働だ」と強調。「それが嫌だったから、経営者として変えてみることにした」と言う。

経営者は同業者に向けて「不快に感じる方もいるだろうが、これは『間違った慣習』だ。誰かが声を上げなければならなかった。自分がその役を担う」と断言。「お客様が本当に休めてこそ我々のサービスの価値も認められる。お客様のための変化こそが業界全体への信頼を生む。その一歩を、私たちから始めよう」と締めくくった。

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