
韓国の大手流通企業「新世界インターナショナル」が昨年買収したK-ビューティーブランド「アミューズ(AMUSE)」が、爆発的な成長を背景に今年上半期、東南アジアおよび中東市場へ本格進出する。
アミューズは今年上半期中にインドネシア、ベトナム、シンガポール、マレーシア、香港など東南アジア諸国をはじめ、サウジアラビア、UAE(アラブ首長国連邦)、カタールなど中東の主要ビューティーチャンネルへの進出を計画している。
アミューズは、若年層が共感するブランドストーリーと、優れた品質・合理的な価格・トレンディな感性を武器に、グローバルZ世代を魅了している。
新世界インターナショナルは、昨年713億ウォン(約80億円)を投じてアミューズを買収。アミューズは2023年、368億ウォンの売り上げを記録しており、昨年8月の時点で前年の売り上げをすでに超えたという。
現在、アミューズの売り上げの約40%は海外市場が占めており、特に日本での売り上げが圧倒的だ。日本・タイ・米国に進出しており、主力市場である日本と米国では今年さらなる事業拡張を目指す。
アミューズは、特に日本市場での成長を受け、ポップアップストアの運営やオンライン・オフライン店舗への積極的な入店を進め、現地顧客との接点を広げていく。
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