
妊娠中の嫁が帝王切開を検討していることを姑が知り、先祖の墓で「絶対に帝王切開させないでください」と祈ったエピソードが話題となっている。
韓国のテレビ番組「事件班長」(JTBC)によると、相談者の女性は、極端な言動を繰り返す姑と、優柔不断な夫に悩み、離婚を考えているという。
結婚前、女性は姑に先祖への礼を強要され、結婚後も「男の子が授かる」とされる漢方医院に連れて行かれた。妊娠後、医師から帝王切開の可能性を指摘されると、数日後、姑から電話があり、「うちの家系には帝王切開なんて存在しない!絶対に自然分娩しなさい!」と激怒されたという。
出産当日、自然分娩となったが、姑が墓参りし「帝王切開をさせないよう」祈願していたことを義父が誇らしげに語っていたため、女性は強い嫌悪感を抱いた。
その後、女性は体調を崩し実家で休んだが、姑は「仮病だ」と非難し、実家に暴言を吐いた。夫も姑に同調し、女性を疑ったため、女性は離婚を決意。しかし夫は拒否した。
番組に出演した弁護士は「嫁姑問題が深刻な場合、離婚が認められることがある」と指摘。「出産後の妻に対する夫の態度は到底許されない」とし、裁判になれば女性に有利な判断が下る可能性が高いと述べた。
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