2025 年 1月 18日 (土)
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韓国・昨年の就業者15.9万人増…12月は46カ月ぶりの減少

ソウル市麻浦区の西部雇用福祉プラスセンター(c)news1

韓国で2024年の年間就業者数は、前年に比べ15万9000人増加し、総計2857万6000人となった。一方で、昨年12月の就業者数は46カ月ぶりに減少し、2804万1000人となったことがわかった。

統計庁が15日に発表した「2024年12月および年間雇用動向」によれば、昨年の就業者増加数は2022年(81万6000人増)や2023年(32万7000人増)に比べ低水準で、政府の2025年経済政策方向で予測された17万人増を下回った。

年齢層別では、60歳以上で26万6000人、30代で9万人、50代で2万8000人の就業者が増加した。一方で、20代は12万4000人、40代は8万1000人減少。全体の15~64歳の雇用率は69.5%となり、前年から0.3ポイント上昇した。

年間失業者は82万3000人で、前年より3万6000人減少。しかし、失業率は2.8%と0.1ポイント上昇した。

昨年12月の就業者数は、前年同月比で5万2000人減少し、2021年2月以来46カ月ぶりの減少に転じた。統計庁のソ・ウンジュ社会統計局長は「小売・卸売業での就業者減少が目立ち、運輸・倉庫業や飲食宿泊業も増加基調ではあるがその幅は縮小した」と述べた。

12月の15~64歳の雇用率は69.4%で前年同月比0.2ポイント上昇。失業者数は17万1000人増加し、111万5000人に達した。失業率は前年同月比0.5ポイント上昇の3.8%となった。

(c)news1

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