2024 年 11月 27日 (水)
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韓国・テコンドー道場、マットに閉じ込められ、5歳男児死亡…常習的虐待か

自身が運営するテコンドー場で5歳男児を心停止状態に陥れた館長(c)news1

韓国のテコンドー道場で、マットに逆さまに閉じ込められ、5歳の男児が亡くなる事故が起きた。男児の叔父が最近、CBSラジオの番組に出演し、館長の行動や発言に怒りをぶちまけた。

事件は12日午後7時20分ごろ、京畿道楊州市のあるテコンドー場で発生。館長は男児にマットを巻いて逆さにしたまま、20分以上放置した。このため、男児は意識不明に陥り、11日後の23日、息を引き取った。

目撃者などによると、男児は「助けてください」と繰り返し叫んだが、館長はこれを聞き流して放置したという。館長は男児が息をしていないことに気づいたにもかかわらず、119番に通報せず、道場がある建物の下にある耳鼻咽喉科に男児を連れて行ったという。

また、館長は男児を病院に連れて行く前に、一連の経過が映った道場の防犯カメラの映像を削除していた。

男児の叔父は「マットに巻かれたのも今回が初めてではないと聞いた。普段もいたずらだと言って、子どもを虐待していたようだ」といい、「道場の師範らからも、私の甥が何度も殴られていたと聞いている」と話した。

これまでに、道場の3人の子どもが虐待を受けたとして告訴しており、弁護士が近く保護者会を開く予定だ。

検察送致の過程で、この館長は「私は男児が本当に好きだった」などと供述したという。また、館長は、男児が病院に搬送された後、男児の親に対し、示談をしたいと持ちかけた。叔父によると、この館長は事故発覚後、道場を安い値段で売りに出そうとしたという。

警察は19日、館長を児童虐待致死の容疑で送検した。館長は「冗談でやっただけで、故意ではない」と主張している。

(c)MONEYTODAY

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