韓国の俳優ピョン・ウソクがアジアファンミーティングツアーのため出国しようとした際、事務所が雇った私設警備員が過剰な警備をしてファンらに不快感を与え、問題視されている。
ピョン・ウソクは12日、アジアファンミーティングツアーのために香港に向けて仁川国際空港から出国する際、本来は出入りが自由なゲートを私設警備員が任意で統制したり、ラウンジでは他の利用客に強いライトを当てたりして、ファンらを寄せ付けないようにした。この映像がSNSなどでシェアされ、「皇帝警護」などと批判が渦巻いた。
警護会社は「乗客に迷惑をかけて申し訳ない。ビョン・ウソクが最近、ファンが増え、事故の恐れがあった。再発防止を教育する」と謝罪した。一方、所属事務所バロエンターテインメントは「過剰な警護を要請したことはない。市民を不快にさせたことに深く謝罪する」とコメントしている。
あるネットユーザーは、一連の行動が「人権侵害」にあたるとして、国民申聞鼓(苦情申し立て)を通じて国家人権委員会に厳重な処分を求めている。
ピョン・ウソクは5月に放映終了したtvNドラマ「ソンジェ背負って走れ」で主人公のリュ・ソンジェ役を演じ、ドラマ放映終了後、初のアジアツアーを展開している。
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