かつての常連客から約8時間にわたって異常な注文を受けたというユッケ屋の店主の話が5日に放送された韓国JTBC「事件班長」で取り上げられた。
放送によると、京畿道南楊州(キョンギド・ナミャンジュ)でユッケ屋を営む店主は4日午後、同じ客から8時間の間に150件以上の注文を受けた。多い時には1分に1~2本のハイペース。3回取り消すと営業がストップされてしまうため、50回以上、中止措置を解除したという。
その客は数カ月前まで常連だった。ところが「カイワレを抜いてほしい」という要求を断ったことで払い戻し要請が相次ぐようになった。
ユッケの肉の脂肪を「異物だ」と言って払い戻しを求めたかと思うと、600グラムのユッケを500グラム食べた後で払い戻しを要求されたこともあったという。
要請に応じなくなると、次はレビューでわざと低評価をつけるようになり、さらには異常な注文による報復を始めた。店主は「商売を続ける自信がない。注文が来ただけで鳥肌が立つ。精神科の治療を受けねばならないようだ」と訴えた。
ネットユーザーたちは「営業妨害で処罰を受けさせろ」「復讐するという方法が情けない」「いやがらせも度が過ぎる」といった反応を示した。
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