2025 年 3月 14日 (金)
ホーム社会「木のまな板」をぱっくり割ってみたら薬物「246万人分」…韓国で摘発

「木のまな板」をぱっくり割ってみたら薬物「246万人分」…韓国で摘発

薬物を隠していた木のまな板(c)MONEYTODAY

ソウル・永登浦(ヨンドゥンポ)警察署はこのほど、犯罪団体組織、特定犯罪加重処罰法違反などの疑いで韓国人、マレーシア人、中国人で構成された3組織の26人を検挙したと発表した。時価2220億ウォン(約247億円)に上るメタンフェタミン74キロを国内に持ち込んで販売した疑いが持たれている。

検挙された26人のうちマレーシア3人、韓国人3人、中国人10人は拘束されている。

警察によると、容疑者らはマレーシア組織の総責任者である「マイケル」の指示の下、木製のまな板の中に麻薬120~140グラムを隠してメタンフェタミンを国内に持ち込んだ。

メタンフェタミン74キロは一度に約246万人が投薬できる量で、単一流通におけるメタンフェタミンの摘発量としては過去2番目の規模だ。

警察は10回の捜索で、74キロのうち27.8キロを押収した。これは92万6000人が同時に服用できる量で、時価で834億ウォン(約93億円)に相当する。

マイケルは30代男性とみられ、マレーシアで製造したメタンフェタミンを日本、台湾、香港などに運び込んで流通させたという。新たに韓国市場を開拓するため韓国、中国の総責任者と連携し、マレーシアの組織員を国内に送ってメタンフェタミンを密輸入させたとみられる。

(c)MONEYTODAY

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