2024 年 12月 23日 (月)
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利子償還負担、嘆く韓国の借金族

ソウルのマンション団地の様子(c)news1

韓国銀行が24日に基準金利を0.25ポイント引き上げて以後、銀行貸出窓口と主要貸出・不動産コミュニティには利子償還負担を嘆く掲示文と問い合わせが相次いでいる。借主らは10月に続き、11月も基準金利が上がるという関連ニュースをリアルタイムで共有し、貸出金利追加引き上げの可能性に憂慮を示した。

基準金利引き上げはわずか1年で9回も続き、貸出者の苦痛が深刻化している。昨年8月には0.5%だった基準金利は今月には3.25%で、なんと2.75ポイントも上がった。2012年7月の3.25%以来の最高水準だ。基準金利が急騰するにつれ、銀行貸出金利も順次にさらに上がるものと予想される。

今回の基準金利引き上げ幅(0.25ポイント)ほど貸出金利が上がると仮定すれば、家計の年間利子負担は約3兆4500億ウォン(約3571億円)=1756兆8000億ウォン×78.5%×0.25%=程度、さらに増える。貸出者1人当たり約16万5000ウォン(約1万7078円)レベルだ。

昨年8月以後、9回基準金利が引き上げ(2.75ポイント)られたことを考慮すれば、1年余りで増えた家計利子負担額は37兆9000億ウォンに達する。借主1人当り平均年利子負担増加額は約180万ウォン程度と推算される。

実際、借主が感じる負担はさらに大きくなりかねない。銀行の貸出金利は基準金利に加算金利などを加える方式で算定されるためだ。

金融業界では、韓国銀行の基準金利の追加引き上げの影響で、市中銀行の貸出金利が近いうちに年8%を超えた後、来年初めには9%の先導を脅かすだろうという観測が出ている。住宅担保貸出金利が8%を超えるのは2008年の金融危機以来だ。

(c)news1

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