
韓国の主要ゲーム会社が、全社員に人工知能(AI)秘書を導入し、業務効率化を進めている。反復的な作業をAIに任せ、社員がゲーム開発など創造性を要する業務に集中できる環境を整える狙いだ。
ゲーム業界によると、ネットマーブルは最近、全社員にAIエージェントを導入した。社内の「AI戦略室」が共用エージェントを配布し、個別業務に合うエージェントは各社員が制作する方式だ。技術文書作成やプロトタイプ制作を支援する「コードエージェント」、自然言語で社内知識を検索できる「NDIS」などを活用し、品質保証の自動化や報告書作成エージェントも研究開発している。
ネクソンも独自AIインフラ「モノレイク」を公開し、蓄積データを開発者や運営チームが使えるようにした。全社員には米アンソロピックの大規模言語モデル「クロード」のアカウントも支給した。イ・ジョンホン代表は、AIは創作人材を代替するものではなく、開発者が本質的な創造性に集中するための助力者だと説明した。
クラフトンは分散した情報を統合データベースにつなぎ、個別回答を提供するAIシステム「KRIS」を業務に適用した。カカオゲームズも2026年1月にグーグルワークスペースを導入し、社員の生成AI活用を支援している。
業界関係者は、ゲーム制作と運営には単純な反復業務が多く、AIで効率化して創造的業務に時間を振り向ければ、産業競争力の向上につながるとみている。
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