2026 年 6月 6日 (土)
ホーム社会どいつが「国民オオカミ」ヌックだ!?…韓国・目印なしの14匹から「脱走犯」を探し出す新感覚サファリ

どいつが「国民オオカミ」ヌックだ!?…韓国・目印なしの14匹から「脱走犯」を探し出す新感覚サファリ

大田オーワールドが再開を前に、4日、オーワールドのオオカミ舎でヌックが公開された(c)news1

韓国の大田(テジョン)オーワールド動物園から脱走し、全国的な注目を集めたオオカミの「ヌック」が5日、一般公開された。捕獲後、ヌックは脱走前よりも体重が増え、健康な姿で市民と対面することとなった。

同園を運営する大田都市公社のチョン・グギョン社長は、営業再開を翌日に控えた4日の記者会見で、「ヌックは現在、サファリの放飼場におり、人が近づくとストレスで屋内に入る傾向があるが、人がいない時はよく遊んでいる」と述べ、来園者を迎える準備が整ったことを明らかにしていた。4日に一足早くメディアの前に姿を見せたヌックは、人を警戒して隠れる素振りを見せたものの、他のオオカミたちと活発に走り回る健康そうな姿も確認された。

現在、同サファリにはヌックを含む計14匹のオオカミが飼育されている。園側は動物福祉に配慮し、ヌックの体に目印などは付けない方針をとった。代わりにサファリ前にオオカミたちの写真を掲示し、来園者が自分でヌックを探せるよう案内する。また、警戒心が残るヌックのストレスを防止するため、サファリ中央の観覧路は一時的に遮断されたが、外側からでも見やすいよう環境を整備した。ヌックへの注目度の高さから混雑が予想されるため、周辺には警備員も配置された。

脱走当時に捜索へ当たった警察や消防、不安な時間を過ごした近隣住民に対しては、入場料の割引などを順次進める。

園側は今回の事案を受け、動物脱走の再発防止策を大幅に強化した。柵を高くした上で二重構造に改め、仮に飼育区域を出ても動物園の外へ逃げられないよう対策を講じた。また、隙間から抜け出せないよう格子を狭めたほか、老朽化による破損を防ぐため、飼育員が餌を与える際などに常時施設を点検する体制を構築した。

オオカミの脱走を受けて臨時閉園していたオーワールドは、環境当局の実地調査と使用承認を経て、運営を停止した4月20日から45日ぶりとなる6月5日に営業を再開した。

(c)news1

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