
5人の命を奪った韓国のハンファエアロスペース大田工場の爆発事故当時、119番通報を受ける消防状況室には緊迫した通報が相次いでいた。
与党「共に民主党」のヤン・ブナム議員室が消防庁から提出を受けた爆発事故関連の通報録音などによると、1日午前10時59分59秒ごろに最初の通報が寄せられた後、関連通報は計85件に上った。
公開された47秒間の音声録音で、通報者は「早く来てください。早く来てほしい」と切迫した様子を隠せなかった。消防側が「電話された方はどこにいますか」と尋ねると、通報者は「今、火事が起きた場所の隣にいる」「今爆発した。私たちの先輩だ。今、中に人がいる」と叫んだ。119番を受けた消防状況室は、通報者に「すぐ避難し、周囲の避難も促してほしい」と要請した。
「爆発が起き、煙が高く上がっている」と状況を具体的に説明した通報者もいた。別の通報者は、儒城区のマンション団地で外壁プリント作業をしていた際に火災を見つけたとし、消防状況室が火災現場を特定するのを助けた。また、ある通報者は「ハンファ工場で爆発が起きたようだ」「さっきドンという音がした。聞き間違いかと思って見たら、爆発事故が起きて煙がすごい」と事故初期の状況を伝えた。
儒城区付近を通行中に大量の煙を目撃したという通報も多数寄せられたことが分かった。
事故は1日午前10時59分ごろ、ハンファエアロスペース大田工場で爆発火災が発生したものだ。現場にいた作業者7人のうち5人が死亡した。自力で避難した2人のうち1人は全身にやけどを負い、病院で治療を受けている。もう1人は比較的軽いけがだったことが確認された。
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