2026 年 6月 2日 (火)
ホームライフスタイル韓流BTS公演とウォン安が追い風…ソウルの外国人観光客、1〜4月は530万人突破

韓流BTS公演とウォン安が追い風…ソウルの外国人観光客、1〜4月は530万人突破

25日、ソウルの光化門広場付近で観光を楽しむ外国人観光客たち(c)MONEYTODAY

ソウルを訪れる外国人観光客が急増している。ソウル観光財団が発表した統計によると、2026年1〜4月にソウルを訪れた外国人観光客は530万8450人に達し、前年同期の437万2651人と比べて21.4%増加した。人気音楽グループ「BTS(防弾少年団)」が3月にソウル中心部で開催した大規模公演や、歴史的なウォン安による割安感が追い風となったとみられる。

月別で最も観光客が多かったのは、BTSの公演があった3月の160万4058人で、前年同月比26.7%増を記録した。2月も前年比25.7%増の約112万人、4月も158万9842人と好調に推移している。なお、この推計値は訪韓外国人全体のデータに、実態調査から算出したソウル訪問比率(2026年は78.4%)を掛け合わせて算出されたものだ。

観光客の増加は経済データにもくっきりと表れており、韓国銀行(中央銀行)の統計によると、3月の旅行収支は1億4000万ドル(約220億円)の黒字となった。旅行収支とは外国人旅行者が韓国国内で使った金額(旅行収入)から、韓国人の海外旅行者が現地で使った金額(旅行支出)を差し引いたもので、黒字転換は2014年11月以来、実に11年4カ月ぶりのことだ。

特に3月の旅行収入は26億9580万ドル(約4230億円)にのぼり、前月比で68.3%、前年同月比でも60.1%と爆発的に増加した。これは1980年の統計開始以来、過去最大規模となる。背景には、3月末に一時1ドル=1470ウォン台まで進んだ金融危機以来の歴史的なウォン安がある。外国人観光客にとっては韓国での買い物や滞在費が相対的に安くなり、逆に韓国人観光客にとっては海外旅行の費用が高くなったため出国を控える動きにつながり、この双方の要因が旅行収支の劇的な改善をもたらした。

外国人観光客の足跡をたどると、特定のエリアに人気が集中していることが分かる。3月21日にBTSがニューアルバムの発売記念公演「BTSカムバックライブ:アリラン」を開催した光化門(クァンファムン)広場では、ソウル市の分析によると3月13日〜23日の訪問客が134万7350人に達し、前年同期の約2倍に急増した。また、トレンド発信地として注目される聖水洞(ソンスドン)エリアや、隣接する「ソウルの森」も盛況を呈している。5月1日から始まった「2026ソウル国際庭園博覧会」には、ソウル市と通信大手KTが共同開発した滞留人口データの分析で、国内外から20日間で250万人もの人々が詰めかけたことが判明した。

ソウル観光財団の関係者は、外国人観光客3000万人の誘致を目標に、今後も新しい観光資源を積極的に発掘し、観光業界がともに成長できる強固な基盤を整えたいと話している。

(c)MONEYTODAY

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