2026 年 6月 1日 (月)
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北朝鮮・金日成広場で外国首脳迎える準備か…再び浮上した「習近平氏訪朝」説

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記と中国の習近平国家主席=労働新聞(c)news1

北朝鮮が外国の高官級訪問団を迎えるための特別行事を準備している兆候が捉えられ、習近平・中国国家主席の訪朝可能性が31日、再び取り沙汰されている。

米国の北朝鮮専門メディアNKニュースは、衛星画像を分析した結果、平壌の金日成広場に、過去に外国首脳級要人の歓迎式で使われたものと類似した構造物が建設されていると報じた。この構造物は最近、シンガポールのバラクリシュナン外相が平壌を訪問して撮影した映像でも同じように確認されたという。

NKニュースは、平壌国際空港でも大規模な海外訪問団の到着を準備するかのように、駐機場の一部を空けておいたような動きが見られたとし、これは過去にロシアのプーチン大統領や習主席ら主要友好国指導者が訪問した際と似た様子だと説明した。

これに先立ち、米週刊誌タイムなどは5月20日、習主席が5月末か6月初めに北朝鮮を訪問し、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記と会談する予定だと報じていた。しかし北朝鮮と中国は、現時点まで関連内容についていかなる言及もしていない。

一部では、北朝鮮と中国が首脳会談開催を協議したものの、具体的な日程を確定できていないとの分析も出ていた。こうした中、平壌一帯で外国の高官級人物を迎えるための準備の動きが把握され、習主席の訪朝が可視化するとの観測が再び出ている。中国の王毅外相が4月に北朝鮮を訪問したことも、首脳会談の議題を協議するためだった可能性があるとの見方もある。

ただ、新華社通信によると、ラオスのトンルン・シスリット国家主席が6月2日から6日まで習主席の招きで中国を国賓訪問する予定で、習主席が6月第1週に訪朝する可能性は高くないとみられる。

習主席が北朝鮮を訪問すれば、2019年6月以来、約7年ぶりとなる。一部では、習主席が朝鮮半島問題の仲介者役に乗り出す可能性も提起されている。青瓦台は21日、習主席の訪朝説について「関連動向を注視している。政府は中朝間の交流が朝鮮半島の平和と安定に寄与する方向でなされることを望む。中国が朝鮮半島問題に関して建設的な役割を果たしていくことを期待する」と期待感を示した。

その後、シンガポール外相が中国、北朝鮮を経て韓国を訪問したことで、同外相を通じて北朝鮮が対話に出る可能性を探れるとの観測も出た。しかし、同外相の訪朝を機に、むしろ北朝鮮が外部との対話にまだ関心を持っていない点が再確認され、中国の朝鮮半島仲介者としての役割に期待するには限界があるとの見方が優勢になった。

5月26~27日に北朝鮮を訪問した後、韓国を訪れたバラクリシュナン外相は、チョ・ヒョン(趙顕)外相やチョン・ドンヨン(鄭東泳)統一相らと会い、北朝鮮が「南北は敵対的な二つの国家」という基調を当面変える意思はないようだとの意見を伝えたとされる。

バラクリシュナン外相は自国メディアとのインタビューでも「北朝鮮は確かに現在、ロシアと近く、中国は政権にとって欠かせない存在であり続けている。米国または韓国、日本とは意思疎通のチャンネルを開く準備ができていない」と述べた。北朝鮮が現在、対外接触には無関心で、内部結束と軍事力強化だけに焦点を合わせているという説明だ。

現時点では、習主席の訪朝が実現しても、北朝鮮と米国、南北の対話を仲介するよりは、中朝2国間の経済協力を協議したり、朝中ロの接近構図を誇示したりすることが優先順位になるとの見方が強い。5月20日に習主席とプーチン大統領が首脳会談後に採択した「世界の多極化と新たな国際関係の提唱に関する共同声明」にも、米国の一極体制への批判とともに北朝鮮を支持する内容が盛り込まれたためだ。

声明は「朝鮮半島の平和と安定を維持し、域内問題の政治的解決を進めることは、北東アジア地域のすべての国と国際社会の共通利益に合致する。外交的孤立、経済制裁、武力圧迫などの手段で北朝鮮の安全を脅かすことに反対する」と強調した。

ただ、多くの専門家は、習主席が情勢に重要な変化をもたらすカードを持たず、単純な接近だけのために北朝鮮を訪問する可能性は大きくないとみている。バラクリシュナン外相が北朝鮮訪問前に中国を先に訪れたことも、情勢変化に関連した準備の動きである可能性がなお残るとの見方からだ。

韓国政府は習主席の訪朝可能性を念頭に置き、北朝鮮と中国の関連動向を注視するとみられる。習主席の訪朝日程が確定すれば、中国からその「事前説明」を受けると予想される。

政府関係者は「具体的な日程はよく分からないが、2025年9月のキム・ジョンウン総書記の訪中以降、その答礼訪問の性格で双方が引き続き習主席の訪朝を調整しているようだ。これに関連し、各級外交チャンネルを通じて中国側の説明も聞き、韓国政府の立場も説明しながら意思疎通している」と述べた。

(c)news1

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