
米ゲーム開発会社ライアットゲームズの韓国法人が21日午前10時から、有料の「プレミアムPC房サービス」を無効にした一部ネットカフェで、「リーグ・オブ・レジェンド」(LoL)の接続を制限した。
プレミアムPC房サービスは、ネットカフェ事業者がライアットと結ぶ有料ライセンス契約だ。韓国のネットカフェでLoLを提供するには、この契約が必要とされる。ライアットは2011年から、契約店舗の利用者にキャラクターや装飾アイテムなどの追加特典を提供してきた。
2025年11月にライアットが料金を約15%引き上げると、韓国インターネットPCカフェ協同組合が反発した。その後、双方は加盟特典を増やす条件で合意したが、ライアットが特典提供を無効にした店舗へ接続遮断を通知し、対立が再燃した。
組合側は、LoLや「VALORANT」が一般利用者には無料で提供されている以上、プレミアムサービスを無効にしたことを理由にゲーム接続そのものを遮断するのは不当だと主張している。さらに、公正取引法上の市場支配的地位の乱用や不公正取引行為に当たるとして、18日にソウル中央地裁へ妨害禁止仮処分を申し立てた。
仮処分では、IPアドレスの接続遮断やゲーム利用制限の撤回を求めている。組合側は、裁判所の判断を待たずに遮断措置が実施されたことを問題視している。
一方、ライアット側は、ネットカフェ内でのゲーム提供は商業目的であり、有料ライセンス加入が必要だとの立場だ。未加盟店舗の接続制限は、正当に料金を支払う他店との公平性を維持するための措置だと説明している。
同社は、3月から複数回にわたり案内し、店主が設定を調整できる猶予期間を設けたと強調。ペイバックやプレミアム時間利用券の無償提供など、負担軽減策も並行しているとしている。
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