
韓国・大邱のマンションで階間騒音をめぐる対立の末、下の階に住む男に住民が殺害された事件に関連し、遺族が悔しさを訴えた。
JTBC「事件班長」によると、被害者の娘は「父は階間騒音の加害者ではなかった」として無念を訴えた。
事件は9日午前、大邱のマンションで起きた。被害者は友人たちと旅行に行くため家を出たが、約30分後、マンションの下の階に住んでいた20代の男に襲われた。被害者は病院に搬送されたが、死亡した。
警察の調べで、加害者の男は被害者が家を出る音を聞き、あらかじめ刃物を用意したうえで、エレベーター内で犯行に及んだとみられている。
遺族は、自分たちもむしろ正体不明の騒音に苦しんできたと主張した。被害者の娘は「マットも敷いていたし、家族のほとんどが会社員で、家を空ける時間も多かった。階間騒音を出すほどではなかった」と話した。
特に加害者の男は、家族が不在だった日にも騒音を訴え、「浴室で水の音がする」「自分がパソコンのマウスをクリックするたびに、報復騒音を出しているようだ」と抗議していた。
遺族側は、問題の騒音が実際の生活音ではなく、マンションの配管構造から発生した音だった可能性があると主張した。マンション側も関連する案内文を掲示していたとされる。
また、加害者の男は以前にもほかの隣人と摩擦を起こしており、事件前には被害者家族に「階間騒音による殺人がなぜ起きるのか理解できる」という趣旨の言葉を口にしていたと伝えられている。耐えかねた被害者の娘が警察を呼んで騒音を確認してもらったが、警察は現場で特別な騒音を確認できなかったという。
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