2026 年 5月 5日 (火)
ホームライフスタイルトラベル「日本ですら高嶺の花」燃油サーチャージ爆騰で悲鳴…韓国・GWの海外旅行を諦めた人々の切実な代替案

「日本ですら高嶺の花」燃油サーチャージ爆騰で悲鳴…韓国・GWの海外旅行を諦めた人々の切実な代替案

高油価の影響が続く中、仁川国際空港で航空便を確認する利用者(c)news1

高油価の影響で航空運賃が急騰し、韓国で海外旅行を断念して国内旅行に切り替える動きが広がっている。

会社員の男性は、連休中に東京でのコンサート観覧を計画していたが、往復航空券が50万ウォン(約5万5000円)以上に高騰し断念したと話す。以前は20万ウォン台で購入できた路線が約2倍に値上がりしたためだ。

背景には燃油サーチャージの急騰がある。5月の国際線燃油サーチャージは最高水準の33段階に設定された。国際航空運送協会によると、航空燃料価格は1バレル195.19ドルと、戦争前の約2倍に上昇している。

大韓航空を基準にすると、米州や欧州など長距離路線では往復の燃油サーチャージだけで112万ウォン(約12万3000円)を超える水準となる。さらに、東南アジアや欧州路線で減便や欠航が相次ぎ、海外旅行自体が難しくなっている。

インターネット上でも、為替高に加え航空券価格の高騰で旅行を断念したという声が増えている。家族旅行を計画していた利用者からは「例年なら海外旅行に行っていたが、費用が高すぎて難しい」といった投稿が見られる。

その結果、国内旅行へ需要が移る傾向が強まっている。別の会社員は、日本や中国への旅行を検討していたが費用の高さから断念し、韓国内の観光地を巡る計画に変更したと話す。ただ、済州など一部地域では航空券が高騰し、目的地の再検討を余儀なくされたという。

友人と連休を合わせた別の利用者も国内旅行を選択したが、需要増加により宿泊費が上昇していると指摘した。ガソリン価格の上昇も移動手段の負担となっている。

こうした「国内回帰」はデータにも表れている。旅行プラットフォームの集計では、4月の海外宿泊予約は2月比で75%水準まで減少した一方、国内宿泊予約は小幅ながら増加した。

リゾート業界でも予約が集中しており、多くの施設で連休期間中は満室に近い状態となっている。燃油サーチャージの上昇と航空便の減少が重なり、海外旅行の需要が国内市場へ流入したとみられる。

業界関係者は、連休期間の国内宿泊予約が早期に埋まるのは異例であり、海外旅行からの需要転換が顕著に表れていると分析している。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular