
韓国のZ世代(1990年代半ばから2010年代前半の生まれ)の間で、旅行を特別なイベントではなく日常の一部と捉える傾向が強まっている。費用対効果を重視しながらも、自分らしい体験を求める新たな旅行スタイルが広がっている。
宿泊予約サイトのアゴダが発表した「2026年トラベル・アウトルック・レポート」によると、韓国のZ世代の49%が2026年に国内外旅行を計画していると回答した。これはアジア平均を10ポイント上回る水準で、旅行意欲の高さが際立っている。
旅行の動機では、「どこに行くか」よりも「何をするか」を重視する傾向が鮮明となった。屋外活動(41%)、文化体験(40%)、グルメ探訪(36%)など、体験型の要素が上位を占めている。また、67%が旅行に休息を取り入れると答え、リフレッシュ目的も重要な位置を占めている。
宿泊先の選定では実用性が重視される。費用を最優先とする回答は45%に達し、レビューや評価を重視する割合も30%と、アジア平均(19%)を大きく上回った。価格に加え、他者の評価を踏まえた合理的な判断が特徴となっている。
観光地の選択にも変化が見られる。41%が独自の文化体験を重視し、知名度の低いいわゆる穴場を選ぶ傾向が強い。さらに、低コスト(39%)や割引特典(38%)も重要な判断材料となっている。
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