2026 年 4月 10日 (金)
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ソウル・モーテル薬物連続殺人事件の初公判、被告が起訴事実を否認「故意ではなかった」

キム・ソヨン被告(c)news1

薬物を使った連続殺人事件で殺人や特殊傷害などの罪に問われているキム・ソヨン被告(20)の初公判が9日、ソウル北部地裁で開かれた。被告は起訴事実の一部は認めつつも、「被害者が眠るとは思ったが、けがや死亡に至る結果までは予見できなかった」と主張し、殺人・特殊傷害についての故意を全面的に否認した。

起訴内容によると、被告は2025年12月から2026年2月にかけて、複数の男性にベンゾジアゼピン系などの薬物を混ぜた飲み物を渡し、このうち2人を死亡させ、1人を意識不明にさせたほか、別の3人にも薬物を使用して負傷させたとされる。

弁護側も、薬物を渡した事実自体は認めながらも、死亡という結果を意図したものではないとして、殺意の存在を否定した。

裁判所は、本件の最大の争点は故意の有無にあると指摘した。短期間に複数の犯行が続いている点を踏まえ、犯行を重ねる中で被告の認識や意図がどのように変化したかが重要になるとし、検察側に立証を求めた。また、故意は内心の問題であるため直接的に把握することが難しく、犯行の経緯や動機、事前準備といった状況証拠を通じて判断する必要があると指摘した。

次回公判は5月7日で、証人尋問が予定されている。

(c)news1

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