2026 年 4月 9日 (木)
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韓国・前ファーストレディー、控訴審でも懲役15年求刑…反省示し、寛大処分訴え

2025年12月、ソウル中央地裁に出廷するキム・ゴニ氏(c)news1

株価操作や宗教団体関連の金品受領などの罪に問われている韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領の妻キム・ゴニ(金建希)氏について、特別検察は控訴審でも懲役15年を求刑した。被告は最終意見陳述で反省の意を示し、寛大な処分を求めた。

8日に開かれた控訴審の論告求刑公判で、特別検察は資本市場法違反や特定経済犯罪加重処罰法違反(あっせん収賄)について懲役11年と罰金20億ウォン(約2億2000万円)、さらに約8億3238万ウォン(約9156万1800円)の追徴を求めた。加えて政治資金法違反について懲役4年と約1億3720万ウォン(約1509万2000円)の追徴を請求し、合計で懲役15年を求めた。

検察側は「この行為を単なる投資として容認すれば市場秩序が崩れ、一般投資家が保護されない」と指摘。「長期間続いた論争に終止符を打ち、有罪判断を通じて明確な基準を示すべきだ」と主張した。

また、株価操作による利益やあっせん収賄の金額が大きい点、社会的影響の重大性を踏まえると、1審判決は軽すぎるとし、判断の見直しを求めた。

政治資金法違反についても、関係者の供述やメッセージ、録音データなどから、世論調査が当時の大統領選候補に有利な世論形成に寄与したと強調。「民主主義への信頼を損なう重大な犯罪だ」と指摘した。

これに対し弁護側は、株価操作について被告は関与しておらず、むしろ口座を利用された被害者だと無罪を主張。「ミョン・テギュンゲート」とされる疑惑についても、公認に直接関与した証拠はないとして1審判断の維持を求めた。高級宝飾品の受領についても否認した。

キム・ゴニ氏は最終陳述で「軽率な行動について深く反省し、許しを請う」と述べ、「機会が与えられれば社会に貢献できるよう謙虚に努めたい」と語った。

判決は4月28日に言い渡される。

(c)news1

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