
中東情勢の緊迫化による国際原油価格の急騰を受け、韓国の大手航空会社である大韓航空とアシアナ航空は、5月発券分の国内線燃油サーチャージを大幅に引き上げる。
両社は4月6日、公式サイトを通じて、5月の国内線片道の燃油サーチャージ(付加価値税込み)を3万4100ウォン(約3615円)に設定すると発表した。前月の7700ウォン(約816円)から約4.4倍の急上昇となる。
燃油サーチャージは、2カ月前のシンガポール航空燃料価格(MOPS)を基準に段階的に決定される。5月分には3月の原油価格が反映され、段階は4月の第5段階から第18段階へと大きく引き上げられた。
業界によると、MOPSは2月の1ガロン当たり211.97セント(1バレル89.03ドル)から、3月には465.24セント(同195.40ドル)へと急騰した。
格安航空会社も同様に燃油サーチャージの大幅引き上げが見込まれており、多くの航空会社が今週中に5月分を公表する予定だ。
航空券価格には運賃に加えて燃油サーチャージが含まれるため、利用者の負担はさらに増す見通しとなっている。
航空業界関係者は、4月分には原油高騰前の2月データが反映されていたが、5月分は急騰した3月の価格が反映されるため大幅な上昇になったと説明した。そのうえで、大手だけでなく格安航空会社も同様に値上げとなり、旅行需要への影響は避けられないと指摘した。
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