
わいせつチャットで知り合った女性と不倫関係にあった夫との離婚を決意した小学校教師の妻が、財産分与や養育費を巡って苦悩している事例が韓国で紹介された。
YTNラジオ番組によると、この女性は見合いで知り合った夫と結婚し、2人の子どもを育てながら約10年間生活してきた。結婚当時、夫は建築学の大学院生だった。
夫の両親は資産家で、新居のマンションや結婚費用をすべて負担した。しかし結婚後、夫は学生であることを理由に働かず、学業にも専念せず、自宅でゲームや交友に時間を費やす生活を続けた。資格取得後に家業を手伝うという約束も果たされなかった。
妻は仕事と育児を一手に担い、生活費も自身の収入で支えていたが、出産や育児休職を経て経済的負担が増加。その後は義両親が生活費や教育費を支援する形となったが、精神的な負担も大きかったという。
こうした中、妻は、夫がわいせつチャットで知り合った女性と不倫関係にあることを知り、離婚を決意した。
妻は慰謝料と財産分与としてマンション価格の半分、さらに子ども1人当たり月200万ウォン(約22万円)の養育費を請求した。しかし夫は「マンションは親が全額負担した固有財産であり分割対象ではない。自分は無職で養育費も支払えない」と主張している。
これについて専門家は、夫名義のマンションで10年以上婚姻生活を送り、妻が収入を得ながら家事・育児を担ってきた点を踏まえ、「財産の形成・維持への寄与が認められ、分与対象に含まれる可能性がある」と説明した。
ただし分与割合については「必ずしも50%になるとは限らない」とし、購入資金を義両親が全額負担し、その後も生活費や教育費の支援が続いていた点が考慮される可能性があると指摘した。
また養育費についても「夫が無職であっても、親からの継続的な経済支援など家庭全体の実質的な収入状況が考慮される」とし、単純に収入ゼロとして扱われるわけではないとした。
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