2026 年 4月 3日 (金)
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韓国・一部スーパー、ラーメン購入でゴミ袋進呈…ナフサ不足で「異例の販促」

オンラインコニュニティー(c)news1

中東情勢の影響でプラスチック原料ナフサの供給不安が広がる中、韓国の一部大型スーパーで、ラーメン購入時にゴミ袋を配布する異例の販促が登場し、注目を集めている。

業界やオンラインコミュニティによると、ある大型スーパーは5個入りラーメンを購入した客に、指定ゴミ袋(従量制袋)を進呈するイベントを実施している。

ビニール原料の不足によりゴミ袋が全国的に品薄となる中、流通業者がラーメン販売促進のために「希少品」であるゴミ袋を景品として活用した形だ。

最近ではゴミ袋の供給不安が広がり、消費者の間で買いだめの動きもみられる。販売店によっては、1人あたり1セット(20枚)までと購入制限を設けるケースも出ている。

こうした人気商品との抱き合わせに近い販売手法は過去にも見られた。2014年、ヘテ製菓の「ハニーバターチップ」が品薄となった際には、他の商品とセットで販売する事例が広がり、公正取引委員会が実態調査に乗り出したこともある。

また2020年の新型コロナ拡大期には、マスク不足を背景に食品や化粧品などにマスクを付ける販売手法も登場した。

さらに2026年初めには「ドバイ風もちもちクッキー」が人気を集め、カフェ以外の飲食店でも関連商品を抱き合わせるケースが見られた。主要材料の価格高騰で供給が追いつかなかったためだ。

今回の「ゴミ袋付き販売」について業界では、消費低迷に苦しむ流通業界の現状を象徴する現象との見方が出ている。食品消費が伸び悩む中、希少性の高い商品を活用してでも販売を伸ばそうとする苦肉の策といえそうだ。

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