
Kブランドが世界の人々の心をつかんだ。「Kライフスタイル」に魅了された外国人観光客は、憧れのまなざしで韓国を訪れる。彼らは韓国で「食べ、飲み、着て、塗る」など「Kブランド」を消費している。KフードやKファッション・ビューティーなど、韓国の魅力がグローバルスタンダードとして定着した結果だ。
2025年に韓国を訪れた外国人観光客は過去最大の1870万人だった。約1.5秒に1人の外国人が韓国に入国した計算だ。これに2025年基準で韓国に居住する外国人280万人を加えると、2000万人を超える外国人が韓国で過ごし、韓国を消費した。2026年には外国人観光客が2000万人を超える見通しだ。
彼らは過去のように、単に景福宮を背景に写真を撮ったり、明洞を歩いたりするだけではない。聖水洞の路地で韓国人に交じって列に並び、Kフードを楽しみ、オリーブヤングで買ったKビューティー製品を使い、コンビニでモディシューマーのレシピを活用して食事を済ませる。韓国人の日常が世界の人々の暮らしに浸透しているのだ。
Kフードは今やラーメンやキムチの水準を超え、韓国の食文化全体へと広がった。Kビューティーは世界の化粧品市場の基準を変えている。これらを含め、韓国人の暮らし方全体が消費財へと転換され、輸出されている。Kの影響力は感性消費を超え、国家経済の実質的な成長軸になっている。食品や化粧品をはじめ、エンターテインメント、観光、医療など産業全般がKブランド効果を共有している。海外消費者は単に製品の機能ではなく、「韓国的な経験」を購入している。
外国人が韓国に魅了された背景には、高まった「国の品格」がある。イ・ジェミョン(李在明)政権発足から1年間、韓国は国際社会で信頼される国としての地位を確かなものにした。世界における「K」の地位は、単なる韓流を超え、韓国の国格と経済成長の核心的な動力となった。「K」を経験した外国人が再び「K」を購入する消費者になる構造が整った。観光が輸出へとつながり、コンテンツが消費財市場を拡大する好循環経済も形成された。
日本や米国、中国、欧州などから韓国を訪れる「外国人2000万人時代」は、単なる数字ではない。韓国を経験し、消費し、共有するグローバル生活圏が形成されたことを意味する。Kはもはや流行ではなく、世界の人々の暮らしの中に入った一つの基準となった。
イ・ジェミョン政権は今、外国人観光客3000万人時代を準備している。Kの拡張を土台に、韓国を未来へ導く戦略として打ち出した。イ・ジェミョン大統領は2月、国家観光戦略会議を主宰した席で「2030年に外国人観光客3000万人時代を開くためには、量的成長にとどまらず質的成長へ転換しなければならない」とし、「品格があり持続可能な観光のために力を合わせるべきだ」と強調した。
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