2026 年 4月 3日 (金)
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韓国、塩分摂取がWHO基準の1.6倍…うま味活用で減塩提言

健康的な食習慣の普及を目的とした「専門家と語るトークコンサート」=食品医薬品安全処提供(c)news1

韓国人の塩分摂取量が世界保健機関(WHO)の基準を大きく上回る中、専門家がうま味食材の活用による減塩の必要性を指摘した。

韓国食品医薬品安全処は、ソウル市永登浦区の漢江公園で健康的な食習慣の普及を目的としたイベントを開催し、減塩・減糖の実践を呼びかけた。

調査では、韓国人の1日当たりのナトリウム摂取量は3136ミリグラムに達し、世界保健機関が推奨する2000ミリグラムの約1.6倍に上った。さらに、総糖類の摂取量も2020年の58.7グラムから2023年には59.8グラムへと増加している。

同処は具体的な生活習慣として、「飲み物は水を選ぶ」「スープは控えめにし具材を中心に食べる」「デザートを控える」「味付けは薄めにする」といった実践を提案。ナトリウムや糖分の摂取を減らすことで、肥満や慢性疾患の予防につなげる狙いだ。

専門家は、味覚が日々の食習慣によって形成される点に触れ、「濃い味に慣れている場合は、段階的に薄味へ移行することが重要だ」と説明。そのうえで、昆布や煮干し、肉、野菜、キノコなどのうま味食材を活用すれば、塩分を抑えても十分に満足感のある料理が可能だと強調した。

また、外食やデリバリーの際の工夫として、「ソースはかけずにつけて食べる」「スープは飲み干さない」といった方法も紹介された。

イベントには約2500人が参加し、減塩・減糖をテーマにした体験ブースや専門家によるトークが開かれた。参加者からは「健康的な食事でも十分においしいと感じた」との声が聞かれた。

食品医薬品安全処のオ・ユギョン処長は「Kフードの競争力は味だけでなく健康にもある。日常生活で誰もが実践できる食習慣として広げていきたい」と述べた。

(c)news1

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