
心理的に追い詰められた状態で訪れた相談センターで、既婚のカウンセラーと不適切な関係に至ったとする女性の証言が明らかになり、韓国で議論を呼んでいる。
問題はJTBC「事件班長」で紹介されたもので、相談した女性は約4年前、勤務先での人間関係に悩み、心理相談センターを訪れた。初回のカウンセリングで親身に話を聞く担当者に信頼を寄せるようになったという。
しかしその後、カウンセラーの態度が変化し、性的な発言を繰り返したほか、私的な面会や飲酒の場を提案したとされる。女性は不快感を示したものの、精神的に不安定な状況もあり関係を断ち切れず、不適切な関係が続いたと主張している。
さらに、カウンセラーが女性を題材にした性的な内容の文章を作成し、渡したとも訴えている。
女性が関係の継続に疑問を抱き告発の意思を示すと、カウンセラーは「結局は不倫関係になるだけだ」と発言し、訴訟費用などを理由に圧力をかけたとされる。
その後、女性はカウンセラーの妻から不倫を理由に損害賠償を請求され、1500万ウォン(約165万円)の支払いを命じられた。一方で女性もカウンセラーを相手取り民事訴訟を起こし、2000万ウォン(約220万円)の支払い判決を得ている。
女性は「自分にも責任はあるが、相手が公的支援を受ける相談プログラムに関わっているため問題を公にした」とし、「処分を受けずに活動を続けている現状には納得できない」と訴えた。
これに対しカウンセラー側は、不適切な関係だった点は認めつつも「相談終了から3カ月後に始まった」と説明。問題とされた文章についても「女性側の要望だった」と主張し、現在は直接のカウンセリング業務から退いていると釈明している。
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