
韓国のコメディアン出身の投資家ファン・ヒョンヒが、不動産政策を巡って「耐えれば勝ち」との持論を語り、波紋を広げている。
ファン・ヒョンヒは最近放送されたMBCの『PD手帳』に出演し、多住宅所有者への規制強化が進む中でも、保有物件を売却する考えはないと明言した。
番組でファン・ヒョンヒは「資産は売買するものではなく、保有するものだ。不動産は持ち続ける領域だ」と述べた。自身がソウル市龍山区、城東区、永登浦区にマンションを所有していることも明かし、自らを賃貸事業者と紹介したうえで、「投資で得た資金を不動産に再投資している」と説明した。
さらに「不動産は一度購入したら最低でも10年以上は保有すべきだ」とし、「これまで保有してきた物件もすべて持ち続けている」と強調した。
韓国政府が保有税などの規制を強化する方針を示す中でも、その姿勢は変わらない。ファン・ヒョンヒは「こうした政策は過去にもあった」と述べ、ムン・ジェイン(文在寅)元大統領の政権時代を引き合いに、「その時も保有税や譲渡税が大幅に引き上げられたが、結局は耐えた」と主張した。
そのうえで「多住宅所有者は皆同じ考えだ。不動産は耐えればいい」と断言した。取引を抑制して一時的に価格が下がったように見える局面は何度もあったが、市場を完全に抑え込んだ例はないとも語った。
こうした発言については、不動産政策を「ゲーム」に例えた表現も含め、批判の声が上がっている。
ファン・ヒョンヒは2004年にKBSの公開採用でデビューし、『ギャグコンサート』などで活動した。その後は投資活動へ軸足を移し、約100億ウォン(約10億6400万円)規模の資産を運用する投資家として知られている。
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