
友人に刺されて死亡した男性の遺族が、控訴審を前に厳罰を求めている。遺族の姉は韓国のオンラインコミュニティに「友人に20回以上刺され、弟を失った。助けてほしい」と投稿し、事件の経緯と無念の思いを明かした。
事件は2025年8月、ソウル市麻浦区の駅周辺で発生した。加害者は口論の後、あらかじめ用意した刃物で被害者を襲撃。逃げる被害者を約200メートルにわたり追いかけ、複数回刺して死亡させたとされる。
遺族によると、加害者は犯行前から刃物を準備しており、「うそをついたら殺すつもりだった」と供述している。しかし姉は「弟はうそなどついていない。根拠のない理由で命を奪われた」と強く訴えた。
また当時の状況について、「弟は生きようとして逃げ、ひざまずいて助けを求めたが、加害者は止まらなかった。倒れた後も攻撃を続けた」と説明した。
さらにこの事件が計画的犯行だと主張し、「加害者は事前に凶器を購入し、その日に使うつもりだったと認めている」としたうえで、第一審で懲役30年の判決にとどまったことに強い不満を示した。
家族は深い悲しみの中にあるという。「あの日から時間が止まったままだ。両親は眠れず、私も人を信じることが怖くなった」と語った。
加害者の態度にも怒りをにじませた。「謝罪は一度もなく、捜査記録には被害者への罪悪感よりも、自分の手のけがを心配する内容が記されていた」と明かした。
現在、事件は控訴審を控えている。遺族は厳罰を求める署名を集めており、「弟の死が軽く扱われないようにしてほしい。被告を社会から永久に隔離する最高刑を望む」と訴えている。
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