2026 年 3月 19日 (木)
ホーム政治北朝鮮北朝鮮・金正恩総書記、ロシア派兵記念館を再視察…「クルスク解放1周年」で完成へ

北朝鮮・金正恩総書記、ロシア派兵記念館を再視察…「クルスク解放1周年」で完成へ

労働新聞(c)news1

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記が、ロシアへの派兵部隊を追悼する記念館の建設現場を再び訪れ、工事の最終段階を点検した。

党機関紙・労働新聞によると、キム総書記は16日、海外軍事作戦戦闘功績記念館の建設事業を現地で指導した。視察には党の中央軍事委員会委員や党中央委員会の幹部、朝鮮人民軍の将官らが同行した。

キム総書記は記念館内部の展示空間や英雄墓域、鹵獲兵器展示区域などを巡り、仕上げ工事の進捗や彫刻・象徴物の設置状況を確認した。一部の設計について不合理な点を指摘し、修正の方向を示すとともに、仕上げ工事の品質を最高水準で確保するよう指示したという。

また、記念館について「北朝鮮の建築芸術と美術創作の水準を総合的に示す空間となるべきだ」と述べ、事業の象徴的意義を強調した。

さらに、この記念館がクルスク解放1周年に合わせて完成するとし、海外軍事作戦で北朝鮮兵士が発揮した勇敢さと集団的な英雄性を歴史に刻む事業だと評価した。

北朝鮮が言及する「クルスク解放」は、ロシア西部クルスク地域での戦闘を指すとみられる。北朝鮮はロシアのウクライナ侵攻に派遣した自国軍の活動を国内では「海外軍事作戦」と位置づけ、宣伝を強めている。

キム総書記はこの記念館建設を自ら主導してきた。2025年8月に平壌での建設構想を示して以降、工事の進捗を繰り返し視察している。

2025年10月には起工式に出席し、2026年1月には建設現場で記念植樹を実施した。同月25日には万寿台創作社を訪れ、記念館に設置される彫刻作品の制作状況も確認するなど、関連事業の点検を続けている。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular