
韓国行政安全省の大統領記録館が、ユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領の記録物を3月に公開する準備を進める過程で、内部点検用のテストページが一部ポータルサイトの検索結果に表示されていたことが分かった。
大統領記録館は歴代大統領の情報を掲載している公式ホームページに、ユン前大統領の関連ページを追加するため、情報更新の外部委託事業を進めてきた。
その過程で試験用ページを作成し、システム点検を実施していた。当該ページは内部確認用のテスト画面で、正式なサービス用リンクは設けていなかったという。
しかし、このテストページがポータルサイト「ネイバー」の検索エンジンに自動収集され、検索結果に表示された。一方で、大統領記録館の公式サイト内では該当ページを閲覧できなかったため、一部利用者の間でユン前大統領に関する情報が削除されたのではないかとの主張が広がった。
ネイバーの検索結果には項目が表示されるものの、公式ホームページでは確認できないとの問い合わせも相次いだ。
大統領記録館は、正式公開前に氏名などの非公開情報を除外する手続きが必要であり、今回表示された画面はそうした整理作業を終える前の状態だったと説明している。現在はテストページを削除し、ネイバー側にも検索結果の削除を要請したという。
大統領記録館はこれに先立ち、ユン前大統領の在任期間中に作成された第20代大統領記録物1365万件を移管されている。このうち電子記録物は777万件、非電子記録物は587万件で、大統領指定記録物は21万8423件と全体の1.6%を占める。秘密記録物は77件だ。
行政安全省の関係者は「公開に先立ち、非実名化処理やシステム点検を進めており、整備が完了次第、3月中に一般公開する」と述べた。
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