2026 年 6月 20日 (土)
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33億円詐欺疑惑の渦中で異例の反撃…韓国芸能事務所代表、警察を人権委員会へ提訴

ワンハンドレッドのチャ・ガウォン代表(c)news1

約300億ウォン(約33億円)規模の詐欺容疑で警察の捜査を受けている韓国の芸能事務所「ワンハンドレッド」のチャ・ガウォン代表が、捜査過程で人権侵害を受けたとして国家人権委員会に申し立てをした。

関係者によると、チャ・ガウォン代表側は17日、ソウル警察庁金融犯罪捜査隊の捜査官2人を対象に人権委へ申立書を提出した。先月実施された被疑者取り調べの際、弁護人の助力を受ける権利や公正な捜査を受ける権利を侵害されたと主張している。

申立書によると、捜査官らは弁護人による相談や助言を繰り返し制止し、退席を警告するなどしたほか、「取り調べに割り込むな」といった発言をしたとされる。また、調書の作成過程でチャ・ガウォン代表に有利な供述が意図的に省かれたり、事実と異なる形に歪曲して記録されたりしたという。チャ・ガウォン代表側は、正当な防御権の行使を「取り調べ妨害」と扱われたと反発している。

チャ・ガウォン代表は、所属芸能人の知的財産権(IP)事業などを名目に他社に共同事業を提案し、多額の前受金を受け取りながら事業を進めなかった疑いが持たれている。

警察は告訴3件を併合して捜査を進めており、4月に事務所を家宅捜索したほか、5月にはチャ・ガウォン代表から事情を聴取した。警察は身柄を拘束した上での捜査が必要と判断し、特定経済犯罪加重処罰法違反(詐欺)などの容疑で拘束令状を申請、検察が請求を検討している。

一方で、チャ・ガウォン代表側は容疑を全面否認しており、今回の疑惑は同社に対する敵対的M&A(企業の合併・買収)工作の一環だと主張している。さらに、警察が家宅捜索の際に令状の範囲を超えて通信アプリのデータを押収したなどとして、先月22日にソウル中央地裁へ準抗告を申し立てており、チャ・ガウォン代表側は「違法捜査への準抗告が提起された状況での拘束令状申請は非常に遺憾だ」としている。

(c)news1

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