2024 年 4月 27日 (土)
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韓国総選挙…与野党が出陣式、公式運動開始

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韓国で4月10日に実施される総選挙(定数300)の公式選挙運動が28日午前0時に始まり、各地域の候補は本格的な選挙運動に突入した。巨大与野党の指導部は初日、そろって最大激戦地とされる首都圏攻略に乗り出した。

与党「国民の力」のハン・ドンフン(韓東勳)総括選挙対策委員長兼非常対策委員長は、選挙運動が始まる同日午前0時に合わせて、韓国最大の農水産物卸売市場であるソウル市松坡区の可楽(カラク)市場で選挙戦に突入した。

最近の物価上昇で長ネギとリンゴなど農水産物価格が高止まりしている状況で、政権与党として民生に責任を負うという覚悟を示すためのものと分析される。その後、ソウル各地を視察し、夕方には南楊州と議政府で京畿道を攻略する。

政権審判論を掲げた最大野党「共に民主党」は、首都圏と洛東江ベルトの有権者を同時に狙う。イ・ジェミョン(李在明)代表は午前7時、地方区の仁川・桂陽(ケヤン)駅で出勤途中の挨拶をした後、遊説車に乗って地方区を回った。キム・ブギョム常任共同選挙対策委員長は同日、洛東江ベルトで接戦を繰り広げている釜山(プサン)と慶尚南道(キョンサンナムド)を訪れ、候補たちを支援する。

元法相のチョ・グク(曺国)氏は革新党代表として釜山駅前で選挙運動を始めた。改革新党は永登浦消防署の激励訪問で遊説をスタートさせ、緑の正義党は梨泰院(イテウォン)雑踏事故(2022年)の現場で犠牲者を追悼するスケジュールで選挙運動を始めた。

公式選挙運動は投票前日まで。期間中、候補者は印刷物・施設利用、公開演説・対談、メディア・情報通信網などで選挙運動ができる。

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