2026 年 4月 14日 (火)
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韓国・退勤途中の消防士、交通事故で被害者救助…迅速な応急手当、人命守る

全北消防本部提供(c)news1

韓国で退勤途中に交通事故の現場を目撃し、迅速な応急手当で人命救助にあたった消防士の行動が注目を集めている。

全北消防本部などによると、4月8日午前9時32分ごろ、全羅北道益山市東山洞の交差点で、信号に従って左折していた貨物車が歩行者をはねる事故が発生した。

この事故で、横断歩道を渡っていた90代の女性が貨物車の下敷きとなった。

当時、当直勤務を終えて帰宅途中だったクォン・ソンボム消防士は、事故を目にするとすぐに車を止めて現場へ駆けつけた。

権善範消防士は直ちに119番通報し、負傷した女性の意識や呼吸、脈拍を確認したうえで、さらなる損傷を防ぐため首を固定するなど応急手当を実施した。

また、救急隊が到着するまで周囲の車両を誘導し、二次事故の防止にも対応した。現場は交通量の多い交差点の中央で、さらなる事故の危険が高い状況だった。

女性はその後、無事に病院へ搬送され、治療を受けている。

クォン・ソンボム消防士は「事故を目撃した瞬間、考える間もなく体が先に動いた。人の命を守る消防士として当然のことをしただけだ」と話した。

クォン・ソンボム消防士は2023年に任用され、現在は益山消防署八峰119安全センターでポンプ車と救急車を兼務する隊員として勤務している。2025年5月には全州市完山区の医療機関で心停止患者の蘇生に貢献し、「ハートセーバー」の認証も受けている。

ハートセーバーは、心停止患者に心肺蘇生などを施し、心拍の回復に寄与した救急隊員や一般市民に与えられる制度だ。

(c)news1

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