2026 年 4月 18日 (土)
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韓国・石油価格高騰が生活直撃…クリーニング・美容室で値上げ拡大

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韓国で石油価格の高騰が、クリーニング店や美容室など身近なサービス業にまで波及し、料金引き上げの動きが広がっている。

ソウルでクリーニング店を営む経営者は「2万2000~2万3000ウォンだった油が現在は7万ウォン(約7700円)になった」と説明し、ドライクリーニング料金を約30%引き上げたと明かした。「人件費や材料費、ビニールやハンガーまで全て上がった」と負担増を訴える。

別の店舗でも、衣類包装用ビニールの価格が1ロール5万5000ウォン(約6000円)から9万6000ウォン(約1万500円)へとほぼ倍増している。クリーニングに不可欠な資材だけに、経営への影響は大きい。

自動車整備業界も同様だ。エンジンオイルなど石油由来製品の原材料価格が25~30%上昇し、さらなる値上げも予想されている。業者は「仕入れ価格をそのまま反映せざるを得ず、最終的には消費者負担になる」と懸念を示す。

美容業界でも影響は広がっている。パーマ液やカラー剤、トリートメントなど石油由来成分を含む製品が一斉に値上がりし、1製品あたり約1万ウォン(約1100円)の上昇が見込まれている。美容室の経営者は値上げ前に在庫を確保するなど対応に追われている。

さらに清掃業など関連業種でもコスト上昇に加え、国際情勢の不透明感から受注減少への不安が広がっている。

背景には、石油化学製品の原料となるエチレンやプロピレンの価格上昇がある。これらはビニールや洗剤、化粧品など幅広い製品に使用されており、値上げは連鎖的に広がる構図だ。

国際原油価格は一時下落したものの、中東情勢を巡る不確実性は依然として高く、政府は買い占め防止措置などを含めた緊急対応を続ける。

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