韓国で7月、海外旅行の過度なキャンセル違約金に対する苦情が増えた。韓国消費者院によると、消費者相談センターに寄せられた7月の海外旅行消費者相談件数は481件で前年同月（220件）比118.6％増と2倍以上増加した。
消費者院によると、海外旅行関連相談は休暇シーズンの旅行取り消しに伴う違約金に関するものが大多数だという。
海外旅行の次に前年比で相談件数の増加率が高いのは▽クレジットカード（107.9％）▽学習誌（40.4％）▽健康保険（40.3％）▽健康食品（33.9％）――などだった。
本格的な休暇シーズンに入る7月らしく、前月比で増加率の高い品目はほとんど宿泊施設が占めた。各種宿泊施設関連相談が前月（6月）より59.8％増と増加幅が最も大きく、ホテル・ペンション（58.3％）が続いた。
相談件数自体が最も多かった品目はジムの1370件。続いて▽エアコン（960件）▽移動電話サービス（947件）▽航空旅客運送サービス（878件）▽衣類・繊維（733件）――の順だった。
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