昨年2月に校内暴力の加害者として名指しされ、韓国Vリーグを離れたバレーボールのイ・ジェヨン選手が釈明に乗り出した。自身は校内暴力をふるったことはなく、被害を訴えた同窓生から示談金1億ウォン（約1090万円）を要求されたと主張している。
イ・ジェヨン選手は16日、バレーボール専門雑誌「ザ・スパイク」とのインタビューで「自分がしてもいないことで非難されたくない」と反論。「今もその友達の行動が理解できない。中学時代に（双子の妹の）イ・ダヨンが起こした問題行動については何度も謝罪した。それから10年以上たって、突然その内容を暴露した意図が知りたい」と打ち明けた。
インタビューによると、姉妹は被害者側に「誤った行動をしたとすれば直接会って謝罪する」と伝えたが、相手の要求で「してもいないことまで謝罪文に書いた」という。しかし、向こうが「会いたくない」と言って連絡を断ち、姉妹の永久除名を要求したとしている。
被害者の1人とは転校後も一緒に映画を見に行くなど親交があり、「責任を負うほどの悪い行動をした記憶はない」と強調している。「知らないうちに相手が嫌な思いをしたことがあったとすれば、会って誤解を解くことはできるが、しなかったことに責任を負う理由はない」と話した。
また、被害者側が弁護士を選任し、1人1億ウォンで和解すると持ち掛けてきたきたことを明らかにした。しかし、イ・ジェヨン選手は「絶対にお金を払うことはできない」と拒否したといい、「被害者の1人が、他の被害者に知らせない条件で1000万ウォンでどうかと連絡してきた。そんな情況を見れば何か別の意図があったとしか思えない」と指摘した。
イ・ジェヨン選手は2014～15シーズンに興国生命でデビュー、新人王にも輝いたVリーグを代表するスターだった。
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