2024 年 5月 13日 (月)
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韓国・仁川空港に顔認証スマートパスサービス導入…出国が早くて便利に

仁川国際空港第2ターミナル(c)KOREA WAVE

韓国国土交通省と仁川国際空港公社は28日午後、仁川国際空港第2旅客ターミナルで「スマートパスサービスオープン記念式」を開催する。海外出国手続きに顔認識サービスが導入され、早くて便利になる。韓国国内の空港での適用は初めて。

スマートパスは先端の顔認証技術を使って出国手続きのスピード化を図るサービスで、パスポートや搭乗券を取り出す必要がなくなる。

昨年4月に1次事業を開始しており、今月、一部サービスを開始する。また、2次事業は今年4月に着手しており、サービスは2025年4月の全面展開となる。

これまで仁川空港の乗客は本人確認のために身分証明書(パスポート)を保安要員に毎回提示しなければならなかった。だが、このサービスを利用する乗客はこうした煩わしさを減らせるようになる。

また、生体情報は固有の特性であるゆえ偽変造・複製が難しく、航空保安レベルも大幅に高まることになる。

スマートパスサービスを利用するためには、顔認証情報をモバイルアプリや空港のセルフチェックインでサービス利用30分前までに登録を完了する必要がある。登録された顔認証情報は、登録日から5年間利用できる。

28日の記念式には国土交通省のペク・ウォングク2次官や仁川国際空港公社のイ・ハクジェ社長ら、空港常駐機関の長や航空各社代表ら約20人が参加する。

仁川国際空港公社は夏季の繁忙期に、スマートパスサービス案内のための広報ブースを運営する。

(c)KOREA WAVE

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