2024 年 5月 18日 (土)
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韓国・いじめ12年告白の被害者死亡…加害者への強い非難の声

カラキュラ探偵事務所キャプチャー(c)news1

12年間にわたっていじめを受けていたと告白していた韓国のユーチューバー、ピョ・イェリムさんがSNSに自殺をほのめかす映像をアップした後、亡くなっているのが見つかった問題で、ピョさんを支援していたユーチューバーの「カラキュラ」が、校内暴力の加害者と名指しされている人物に対し、怒りをあらわにしている。

ピョさんは最後の映像で、この人物に何度も言及していた。ストーカー行為やネット上でのいじめを受け続けたうえ、名誉毀損で訴えられたと主張していた。

この人物はピョさんが亡くなったというニュースの直後、自身のチャンネルに「ストーキングはとんでもない主張で、ピョさんは法廷闘争に危機感を感じて自殺したようだ。我々は何も悪いことをしていない」というコメントを掲載した。

これに対し、カラキュラはユーチューブコミュニティにこの人物を念頭に置いた文章を掲載し、「人間なら故人の出棺まで部屋の隅で黙っていろよ。汚い性犯罪者の殺人鬼」と非難の書き込みをした。ただ、「本文は特定の人物を侮辱、ひぼうするものではなく、私の怒りを虚構の人物を通じて表現した。誰かと類似していたら、それは偶然の一致だ」という断りも添えている。

韓国では今年、壮絶ないじめに対する復讐をテーマにしたソン・ヘギョ主演のNetflixドラマ「グローリー」が大ヒットしており、ピョさんの告白は「現実版グローリー」として注目を集めていた。

(c)news1

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